簡単!FP(ファイナンシャルプランナー)とは=「お金を学ぶこと」

簡単!FP(ファイナンシャルプランナー)とは=「お金を学ぶこと」
簡単!FP(ファイナンシャルプランナー)とは=「お金を学ぶこと」
FPって何?初心者用解説

FP有賀です。

 

FPとは何?FPを学ぶ意味があるの?

FPではどんなことを学ぶの?

といった疑問に答えます。

 

結論を言うと、「FPで、お金のことを学んで損することはありえない」です。

2000年からFPとして活動してきたFP有賀が解説します。

 

FPとは?

FPとは何か?

FPは、3つの意味がある

FPとは、3つの意味があります。

  1. ファイナンシャル・プランニング
  2. ファイナンシャルプランナー
  3. FP資格

 

(1)FPとは「ファイナンシャル・プランニング」

ひとつ目が「ファイナンシャル・プランニング」

簡単に言うと、お金の計画を立てるということ。

ちょっと真面目にお金のことを考えようということですね。

 

(2)FPとは「ファイナンシャルプランナー」

ふたつ目が、「ファイナンシャルプランナー」

ファイナンシャル・プランを立てる人ってこと。

自分のお金の計画を立てていれば、立派なファイナンシャルプランナーです。

一般的には、他の人のためにお金のアドバイスをする人を指すことが多いですね。

(3)FPとは「FP資格」

みっつ目が「FP資格」

ファイナンシャルプランナーの資格のことを略してFPということもよくあります。

FPを持っています!と言えば、FP資格を持っているということです。

FP勉強しています!と言えば、FP資格を勉強しているということですね。

FPの意味は、文脈で判断

FPは、「ファイナンシャル・プランニング」「ファイナンシャルプランナー」「FP資格」の3つの意味があります。

 

だから、「FPって役立つの?」って質問は次の3つの意味があります。

  1. FP(ファイナンシャル・プランニング)って役立つの?
    お金の計画を立てることは役立つの?
  2. FP(ファイナンシャルプランナー)って役立つの?
    ファイナンシャルプランナーにお金のアドバイスを受けたいけど役立つの?
  3. FP(FP資格)って役立つの?
    FP資格を取りたいけど役立つの?

文脈で読み取るわけですね。

本サイトは、FP資格のことについて記述していますのでFPと書いてあれば、FP資格と思ってOKです!

 

お金のことを学んで損することはありえない

FP(FP資格の意味)とは、生きていく上で役に立つお金の知識です。

どんなに控えめに考えても、お金のことを学んで損することはありえません

FPでは、お金について6つの分野に分けてバランスよく学びます(詳しくは後で)。

 

<FP勉強「前」>

お金の知識がほとんどない状態。

給料からいろいろ引かれているけど分からない。

確定申告したいけど分からない。

生命保険調べたけど分からない。

投資したいけど分からない。

お金のことがよく分からない。

そもそも分からないことが分からない。

 

<FP勉強「後」>

FPを勉強してバランスよくお金の知識が増えた状態。

給料から引かれている社会保険について「分かった」。

確定申告するときの税金が「分かった」。

生命保険の種類が「分かった」。

投資の方法や有利な制度が「分かった」。

お金のことが「分かった」。分からないことが「分かった」。

 

FPで学ぶ6分野とは?

FPでは、6分野を学びます。

  1. 金融資産運用
  2. 不動産
  3. ライフプランニングと資金計画
  4. リスク管理
  5. タックスプランニング
  6. 相続・事業承継

FPは、お金のことについて6分野に分けて学ぶのにちょうどよい。

 

金融資産運用

預金、債券、株式、投資信託という王道の金融商品について学びます。

預金しかしたことがないから、投資は不安という方も、例えば、ニュースとかで出てくる円高円安とは?日経平均が上がったとは?投資信託の手数料とは?といった基本的なことから学ぶことができます。

だから、金融に関する疑問を解消することができますよ。

さらに、ポートフォリオ運用といった、資産運用に関する欠かせない知識まで身に着けることができちゃいます。

 

不動産

不動産の法律不動産の税金について学びます。

不動産は、金額が大きいので、学べば効果大。

例えば、土地を買うときに、どのくらいの大きさの建物が建てられるのか?買うときや売るときの税金はいくらか?マンションの規約の改正はどうするの?といった不動産について知っておきたい知識を学べます。

不動産は、頻繁に売り買いできないので、しっかり学んでおきたいですね。

 

ライフプランニングと資金計画

国の医療保険、公的年金といった社会保険について学びます。

社会保険は、知っていれば、得する制度ばかりです。

知らないと損します(申請しないともらえないものが多い)。

例えば、入院した時に払い戻しを受ける方法や、会社を休んだ時に健康保険からもらえるお金から、老後の年金はいくらなのかまで計算ができるようになります。

社会保険を知れば、得するだけではなく、将来の不安も大きく減らすことができますね。

 

リスク管理

生命保険損害保険について学びます。

例えば、定期保険と収入保障保険は、何が違うの?ガン保険って何?地震保険は、どんな時に補償されるの?自動車保険の補償内容は?といった保険について分かるようになります。

知っていれば、ムダな保険に入らなくて済みますね。

しかも、万が一の時もしっかり保険金を受け取ることができて安心です。

 

タックスプランニング

所得税、法人税といった税金について学びます。

税金は、知らないうちに天引きされていることも多いです。

だけど、税金の仕組みが分かれば、それだけ税金を減らせるチャンスを確実に増やすことができます。

例えば、医療費控除や住宅ローン控除など得する税制について知って、自分で確定申告をすれば、税金の還付を受けることができますよ。

まずは、給料から引かれている税金の仕組みから勉強を始めるといいですね。

 

相続・事業承継

相続制度相続税贈与税について学びます。

相続というとお金持ちの話と思いがち。

だけど、相続税は、発生しなくても相続は発生します。

相続は父親と母親の2回。

おじいちゃん2人、おばあちゃん2人も入れれば、6回。

結婚していれば、2倍の12回発生します。

そんなときに、相続分は何分の何か?実家の土地の評価を下げる方法は?遺言って何?贈与する(される)ときのお得な税制は?といった相続に関する知識が役立ちます。

円満な相続のために、相続が発生する「前」に、身に着けておきたいですね。

 

FPは専門家にも役に立つ

FPは、専門家のスキルアップにも役立ちます。

例えば、生命保険はプロ、不動産は任せて、税理士です…という専門家も、専門以外は、よく分からないということが多いです。

そこで、FPを学べば、お金について全体を横割りで学ぶことができます。

 

<FP勉強「前」>

金融分野の専門家。

金融の知識は、プロ級。

専門分野だけ詳しい。

専門以外はよく分からない。

クライアントから専門外のことを聞かれて戸惑う。

他の専門家をつなぎたい。

仕事の幅を広げたい。

 

<FP勉強「後」>

金融以外の知識が底上げされる。

さらに専門の金融分野も伸ばすことができる。

専門分野がさらに「よく分かる」。

専門以外も「分かる」。

クライアントから専門外のことを聞かれて「対応できる」。

他の専門家に「つなげられる」。

仕事の幅が「広がる」。

 

FPとは?まとめ

FPは、お金について6つの分野に分けてバランスよく学びます。

FPで、お金のことを学んで損することはありえません!!!

お金について分からない人も、お金の専門家も、全員にFPを学ぶことをオススメすます。