CFP費用(受験料・研修・登録料・年会費・継続教育)と手間まとめ

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FPって何?初心者用解説

FP有賀です。

 

CFPの費用はいくら?

CFPの手間はどのくらい?

といった疑問に答えます。

 

CFPの費用

  • 取得「時」 32,500円~125,000円
  • 取得「後」 24,950円~/年

CFPは、AFPより費用と手間がかかります。

2003年にAFPを取得し、現在CFPを持っているの実体験を元に書いています。

 

CFPの取得「時」の費用は「32,500円~125,000円」

CFP取得「時」費用は、合計32,500円~125,000円

内訳は、次の4つです。

  1. 受験料:27,500円~33,0000円
  2. みなし実務研修:0円~87,000円
  3. CFPエントリー研修:0円
  4. 登録料:5,000円

CFP取得「時」に最も費用手間がかかるのが「みなし実務研修」です(詳しくは後で)。

では、CFPの取得「時」の費用と手間について見ていきましょう!

 

(1)受験料

受験料:27,500円~33,000円

なんで幅があるかというと、CFPは、6課目の課目合格制です。

毎回1課目受験してもいいし、毎回2課目受験してもOK

んで、6課目すべてに合格するとCFP合格となります。

 

受験する課目数により受験料が違う

それで、受験する課目数により受験料が異なるので、受験料に幅が出ます。

受験料は、下記の通り。

  • 1課目:5,500円
  • 2課目:9,900円
  • 3課目:14,300円
  • 4課目:18,700円
  • 5課目:23,100円
  • 6課目:27,500円

 

だから、毎回の受験課目数とトータルの受験料は、下記の通り。

  • 毎回1課目5,500円×6回=33,000円
  • 毎回2課目9,900円×3回=29,700円
  • 毎回3課目14,300円×2回=28,600円
  • 毎回6課目27,500円×1回=27,500円

 

6課目全部1回受験すれば、27,500円最安になります。

だけど、やめた方が無難です。

6課目一発合格の人は、少ない(6課目全課目一括の受験の合格率は約7%)。

 

だから、毎回1課目2課目受験する人がほとんどです。

 

仮に毎回2課目ずつ3回受験すると、9,900円×3回=29,700円

 

プラス、独学だとテキストと問題集が合わせて20,000円くらい。

人によっては、FPの通信講座を受講したり、カフェで勉強したり…もかかりますが、個人差があるので、割愛。

 

合格まで時間がかかる

CFP試験年2回だから、合格率が100%でも毎回2課目受験3回受験すると全6課目合格まで最低「1年半」かかります。

 

もし合格率50%(平均より高い)だとすると。

合格率50%×累計12課目=全6課目合格!

仮に毎回2課目ずつ6回受験すると、9,900円×6回=59,400円

6回受験すると全6課目合格まで最低「3年」かかります。

 

もし、あなたの合格率30%(平均な合格率)だとすると。

合格率30%×累計20課目=全6課目合格!

仮に毎回2課目ずつ10回受験すると、9,900円×10回=99,000円

10回受験すると全6課目合格まで最低「5年」かかります。

 

受験料は、何回で全6課目にすべて合格できるかによります。

6課目合格までの手間は、あなたの合格率と毎回の受験課目数によります。

 

(2)みなし実務研修

みなし実務研修:0円~87,000円程度

CFPになるには、実務経験が3年以上必要です!

 

  • 実務経験が3年以上ある → みなし実務研修「不要」 → 0円
  • 実務経験が3年未満   → みなし実務研修「必要」 → ~87,000円程度

 

もし、実務経験がなければ、みなし実務経験となる「みなし実務研修」を受ければ、実務経験を増やすことができます。

つまり、実務経験なしでも、CFPになれます。

 

みなし実務研修の受講料は、2日間(6時間×2日)で、29,000円

2日間受講すると、1年分実務経験とみなされます。

 

だから、実務経験がまったくない人は、2日×3回=6日間の受講すると3年分実務経験とみなされ、CFPになれます。

ちなみに費用は、29,000円×3回=87,000円かかります。

 

注意!

みなし実務研修は、たくさんあって、選び放題ではありません。

事実上、みなし実務経験を得るには、認定教育機関の1社が提供しているロールプレイング等の模擬実務を中心とした集合研修を受講する他ありません。

開催場所は、東京、大阪だけです。

 

だから、東京、大阪まで日帰り出来ない人は、新幹線代やホテルの宿泊費も必要となります。

 

実務経験が3年以上あれば0円ですが、実務経験がない人にとっては、結構な費用と手間が発生します。

 

(3)CFPエントリー研修

CFPエントリー研修:0円

 

CFP試験に合格すると、受講するのが、eラーニング形式の「CFPエントリー研修」です。

 

CFP認定を受けるには、CFPエントリー研修が必須です。

 

なななんと、無料

ちょいちょいお金がかかるFP協会にしては、珍しく無料です!

 

「CFPエントリー研修」では、倫理・コンプライアンスや相談実務の基礎となるFP実務の6ステップをeラーニング形式を学びます。

 

(4)登録料

登録料:5,000円

CFPに登録する費用が5,000円必ずかかります。

 

CFP取得「後」の費用は「24,950円~/年」

CFP取得「後」費用は、合計24,950円~/年

内訳は、次の2つです。

  1. 年会費:20,000円/年
  2. 継続教育:4,950円~/年

CFP取得「後」に最も費用がかかるのが「年会費」です(詳しくは後で)。

CFP取得「後」に最も手間がかかるのが「継続教育」です(詳しくは後で)。

では、CFPの取得「後」の費用と手間について見ていきましょう!

 

(1)年会費

年会費:20,000円/年

FP協会の会員としての費用。

 

AFPの年会費は12,000円/年ですが、CFPは、別にCFP会費が8,000円かかるので、合計20,000円/年となります。

AFPからCFPになると、費用がアップします。

 

(2)継続教育

継続教育:4,950円~/年

CFP(もちろんAFPも)には、継続教育義務付けられています。

 

継続教育って何?

簡単に言うと、「CFPなら2年間で30時間(=30単位)勉強してね!そしたらCFPを名乗り続けてもOK」ってこと。

だから、継続教育をやらないとCFPと名乗れません。

 

継続教育の時間数(単位数)は、単純にCFPは、AFP2倍です。

 

具体例

「FPジャーナル継続教育テスト」だけで、CFPの継続教育を達成する例。

  • 費用:990円×10回分=9,900円/2年=4,950円/年
  • 手間:2時間×10回分=20時間

 

「FPジャーナル継続教育テスト」だけで、CFPの継続教育を達成するには、10回分※解いて、合格する必要があります。

※30単位÷3単位=10回

 

CFP費用と手間まとめ

CFPの費用

  • 取得「時」 32,500円~125,000円
  • 取得「後」 24,950円~/年

CFPは、AFPより費用と手間がかかります。

 

CFP取得「時」の費用は「みなし実務研修」、手間はCFP受験!

CFP取得「後」の費用は「年会費」、手間は「継続教育」!