FP有賀です。
FP1級(実技)の勉強時間は、何時間くらい?
FP1級(実技)の学習期間は、何カ月くらい?
FP1級(実技)の合格する計画の立て方は?
といった疑問に答えます。
<結論>
FP1級(実技)の勉強時間:50~300時間
FP1級(実技)の学習期間:1カ月~3カ月
合格発表後に勉強しよう
FPについての卒業論文を2000年に書いてからずっと勉強しているFP有賀が解説します!
<もくじ>
FP1級(実技)の勉強時間は50~300時間(1カ月~3カ月)
FP1級(実技)の勉強時間と学習期間
<FP1級(実技)の勉強時間と学習期間>
- 勉強時間:50~300時間が目安!
- 学習期間:1カ月~3カ月が平均!
<FP1(実技)級勉強時間の目安>
- 平日:1~2時間(通勤時間、昼休、帰宅後、寝る前、スキマ時間に勉強)
- 休日:3~6時間(図書館やカフェで勉強)
1カ月の勉強時間の目安は、50~100時間※。
※平日20日×1~2時間+休日8日×3~6時間=50~100時間/月
<FP1級(実技)学習期間の平均>
FP1級(実技)の学習期間は1~3カ月、勉強時間は50~300時間しっかり勉強すれば合格できます!
もちろん、ベースとなる知識量、理解の速さ、覚えの良さ(忘れる速さ)、勉強の仕方、使う教材、性格…によっても多少差がありますよ。
FP1級(実技)は合格後から勉強時間を確保すればOK
合格発表後に勉強
FP1級(実技)を受験するには、難関試験の「FP1級(学科)」に合格、または、「CFP試験」に合格する必要があります。
「FP1級(学科)」や「CFP試験」に合格した後、ゆっくりとFP1級(実技)の勉強時間を確保しましょう。
だから、FP1級(実技)の勉強時間は、「合格発表~FP1級(実技)試験の間」ということになります。
どっちか選ぶ
FP1級(実技)は、「きんざい」のFP1級(実技)か「FP協会」のFP1級(実技)のどれか1種類を選択して受験します。
んで、選択した実技試験に合格すれば、FP1級に完全合格となります!
「きんざい」でも「FP協会」のどっちでもFP1級を取得できることに変わりはありませんよ。
多くの人は、下記を選択します。
- 「きんざい」のFP1級(学科)試験→「きんざい」のFP1級(実技)試験
- 「FP協会」のCFP試験→「FP協会」のFP1級(実技)試験
もちろん、逆でもOKです。
- 「きんざい」のFP1級(学科)試験→「FP協会」のFP1級(実技)試験
- 「FP協会」のCFP試験→「きんざい」のFP1級(実技)試験
きんざいでもFP協会でもFP1級に合格することができます。
「きんざい」のFP1級(学科)試験に合格した人の計画の立て方と勉強時間
「FP1級(学科)合格」という受験資格で受験できるのは、FP1級(学科)合格日の「翌々年度末」までのFP1級(実技)試験までです。
FP1級(学科)試験に合格したら、すぐにFP1級(実技)試験に申し込みしましょう。
1月のFP1級(学科)試験で合格した人
1月の「きんざい」のFP1級(学科)試験に合格した人は、下記の勉強時間です。
1月のFP1級(学科)試験→3月合格発表→6月「きんざい」FP1級(実技)試験
3月の合格発表でFP1級(学科)試験の合格が確定したら、6月の「きんざい」のFP1級(実技)試験に向けて本格的に勉強しましょう。
5月のFP1級(学科)試験で合格した人
5月の「きんざい」のFP1級(学科)試験に合格した人は、下記の勉強時間です。
FP1級(実技)試験は、10月の「きんざい」の選ぶのが王道ですが、9月の「FP協会」を選ぶこともできます。
5月のFP1級(学科)試験→7月合格発表→10月「きんざい」FP1級(実技)試験
7月の合格発表でFP1級(学科)試験の合格が確定したら、10月の「きんざい」のFP1級(実技)試験に向けて本格的に勉強しましょう。
5月のFP1級(学科)試験→7月合格発表→9月「FP協会」FP1級(実技)試験
7月の合格発表でFP1級(学科)試験の合格が確定したら、9月の「FP協会」のFP1級(実技)試験を受験するのもありです。
合格発表からの勉強時間がちょっと短くなりますが、「きんざい」ではなく、「FP協会」を選ぶこともできます。
ちなみに合格発表(=FP1級完全合格の確定)は、「きんざい」の方が、「FP協会」よりちょっと早いです。
9月のFP1級(学科)試験で合格した人
9月の「きんざい」のFP1級(学科)試験に合格した人は、下記の勉強時間です。
9月のFP1級(学科)試験→10月合格発表→2月「きんざい」FP1級(実技)試験
10月の合格発表でFP1級(学科)試験の合格が確定したら、2月の「きんざい」のFP1級(実技)試験に向けて本格的に勉強しましょう。
「FP協会」のCFP試験に合格した人の計画の立て方と勉強時間
「CFP合格(CFP認定を受けない)」という受験資格で受験できるのは、CFP合格日の「翌々年度末」までのFP1級(実技)試験までです。
CFP試験に合格したら、すぐにFP1級(実技)試験に申し込みしましょう。
6月のCFP試験で全課目合格した人
6月の「FP協会」のCFP試験に全課目合格した人は、下記の勉強時間です。
CFPに全課目合格しても、FP協会から、FP1級(実技)試験の案内は、来ない。
しかも、「申込期間(受検申請受付期間)」が短いので、すぐに申し込んでおこう!
6月のCFP試験→7月合格発表→9月「FP協会」FP1級(実技)試験
7月の合格発表でCFP試験の全課目合格が確定したら、9月の「FP協会」のFP1級(実技)試験に向けて本格的に勉強しましょう。
6月のCFP試験→7月合格発表→10月「きんざい」FP1級(実技)試験
7月の合格発表でCFP試験の全課目合格が確定したら、10月の「きんざい」のFP1級(実技)試験を受験するのもありです。
合格発表からの勉強時間を少し長くするために「FP協会」ではなく、「きんざい」を選ぶこともできます。
ちなみに合格発表(=FP1級完全合格の確定)も「FP協会」より「きんざい」の方がちょっと早いです。
11月のCFP試験で全課目合格した人
11月の「FP協会」のCFP試験に全課目合格した人は、下記の勉強時間です。
FP1級(実技)試験は、来年9月の「FP協会」の選ぶのが王道ですが、9カ月近く間が空いてしまうため、最短を狙うなら6月の「きんざい」を選ぶのも良いですね。
11月のCFP試験→12月合格発表→9月「FP協会」FP1級(実技)試験
12月の合格発表でCFP試験の全課目合格が確定したら、「FP協会」のFP1級(実技)試験は、9月です。
9カ月も時間が空いてしますので、CFPで学んだことを忘れないように復習をしておきましょう。
特に、CFP全課目合格に数年かかっている人は、最初の方に合格した課目をしっかり思い出すように勉強しましょう。
11月のCFP試験→12月合格発表→6月「きんざい」FP1級(実技)試験
12月の合格発表でCFP試験の全課目合格が確定したら、最短でFP1級合格を目指すなら、6月の「きんざい」のFP1級(実技)試験です。
時間もあるので、十分勉強することができますよ。
「CFP認定」されている人の計画の立て方と勉強時間
「CFP認定(CFP認定を受ける)」であれば、CFP認定の間ずっとFP1級(実技)試験を受験できます。
CFPに認定されている人は、好きなタイミングで受験しましょう。
FP1級(実技)試験は、「FP協会」でも、「きんざい」でもどっちでもOKです。
CFP認定→9月「FP協会」FP1級(実技)試験
王道は、9月の「FP協会」のFP1級(実技)試験ですね。
CFP認定→2月、6月、10月「きんざい」FP1級(実技)試験
もし、急いでいるなら、2月、6月、10月の「きんざい」のFP1級(実技)試験もありです。
FP1級(実技)の勉強時間まとめ
FP1級(実技)の勉強時間:50~300時間
FP1級(実技)の学習期間:1カ月~3カ月
合格発表後に勉強しよう