FP有賀です。
AFP認定研修って何?
AFP認定研修の選び方を知りたい
提案書って何?
合格する提案書の書き方を知りたい
という疑問に答えます。
<結論>
AFP認定には、「AFP認定研修」が必須。
「AFP認定研修(技能士課程)」がおすすめ。
AFP認定研修の山場は「提案書」。
AFP認定研修の肝である「提案書」の採点を行っていたFP有賀です。
受講生側じゃなくて、「採点側」。
毎日来る提案書のすべてに目を通して、合格、不合格は、すべて私が決めていました。
天国、地獄を定める閻魔大王的な存在。
そんなFP有賀がAFP認定研修について解説します。
<もくじ>
AFP認定研修とは
AFP認定研修って何?
AFPになる(AFP認定を受ける)には、「AFP認定研修」を必ず修了する必要があります。
AFP認定研修を受講しないと、AFPには認定されません。
AFPになりたい人は、絶対に「AFP認定研修」を受講してくださいね!
当然、FP2級だけ、FP1級だけを目指す人は、受講する必要はありませんよ。
FP2級合格とAFP認定研修の順番
AFP認定は、「FP2級合格+AFP認定研修」が必要です。
「FP2級合格」と「AFP認定研修」の順番は問われないので、どっちが先でも大丈夫です。
- FP2級合格→AFP認定研修→AFP認定
- AFP認定研修→FP2級合格→AFP認定
どっちが先でもAFPになれます(AFP認定されます)!
(0)AFP認定研修のやり方
AFP認定研修の順序は、下記の通りです。
- 「AFP認定研修」を選ぶ
- 「提案書」を書く
- 「提案書」合格のポイント
- 「AFP認定研修」と「提案書」の期限
- 「AFP認定研修」を修了!
AFP認定研修を具体的に解説していきますよ!
(1)「AFP認定研修」を選ぶ
AFP認定研修の選び方を見ていきましょう!
「AFP認定研修」は、全部で4種類
「AFP認定研修」は、全部で4種類あります。
- 「AFP認定研修(基本課程)」:FP2級の受験資格がない人
- 「AFP認定研修(技能士課程)」:FP2級合格者専用←おすすめ!
- 「AFP認定研修(3級課程)」:所定のFP3級講座を修了した人
- 「AFP認定研修(税理士課程)」:税理士専用
(1)「AFP認定研修(基本課程)」
「AFP認定研修(基本課程)」は、FP2級の受験資格がない人が対象です。
つまり、FP3級を受験しないし、しかも、実務経験も2年以上ない人が対象ということです。
(2)「AFP認定研修(技能士課程)」
「AFP認定研修(技能士課程)」は、FP2級に合格した人が対象です。
「AFP認定研修(技能士課程)」が、むちゃむちゃオススメです(←理由は後で詳しく)!
(3)「AFP認定研修(3級課程)」
「AFP認定研修(3級課程)」は、講座自体がほとんどありませんので、割愛。
(4)「AFP認定研修(税理士課程)」
「AFP認定研修(税理士課程)」は、税理士専用なので、こちらも割愛。
「AFP認定研修(基本課程)」と「AFP認定研修(技能士課程)」の違い
FP2級の受験資格がない人用の「AFP認定研修(基本課程)」とFP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」のどっちを受講してもAFPになれます。
じゃーどー違うんだ!って話。
まとめるとこんな感じです!
「AFP認定研修(技能士課程)」をおすすめする3つの理由
最もおすすめなのがFP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」です!
重要なのでもう一度言います。
最もおすすめなのがFP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」です!
<「AFP認定研修(技能士課程)」をおすすめする3つの理由>
- 理由1:教材が「提案書」に絞られているので費用が安いから
- 理由2:FP2級試験「後」に「提案書」を作れるから
- 理由3:FP2級の受験資格を得るためならFP3級合格がいいから
理由1:教材が「提案書」に絞られているので費用が安いから
FP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」をおすすめする理由1つ目は、教材が「提案書」に絞られているので費用が安いからです!
<費用>
- 「AFP認定研修(基本課程)」:5万円~10万円くらい
- 「AFP認定研修(技能士課程)」:1万円くらい ←good!
「AFP認定研修(基本課程)」は、FP2級の受験資格がない人(FP3級を受験しないし、実務経験も2年以上ない人)を対象に講座が作られています。
※気に入った講座があれば、FP3級合格者でも実務経験2年以上ある人でも受講は可能です。
一方、「AFP認定研修(技能士課程)」は、FP2級合格者専用です。
FP2級に合格した後、AFP認定を受けるために講座が作られています。
だから、教材の「量」に違いができます。
<教材量>
- 「AFP認定研修(基本課程)」:多い。提案書+教材(講義(動画)、テキスト、問題集)
- 「AFP認定研修(技能士課程)」:少ない。提案書のみ ←good!
両方ともAFP認定研修に必須の「提案書」があります。
違いは教材(講義(動画)、テキスト、問題集)の有無です。
「AFP認定研修(基本課程)」は、付属する教材でFP2級試験を勉強します。
「AFP認定研修(技能士課程)」は、FP2級に合格済ですので、教材で勉強する必要はありません。
だから、「AFP認定研修(基本課程)」は、教材が多い分、高くなっています。
一方、「AFP認定研修(技能士課程)」は、教材が少ない分(提案書のみ)なので、安くなっています。
どちらで「AFP認定研修」を修了してもOKなので、費用は安い方がいいですね!
理由2:FP2級試験「後」に「提案書」を作れるから
FP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」をおすすめする理由2つ目は、FP2級試験「後」に「提案書」を作れるからです!
<提案書>
- 「AFP認定研修(基本課程)」:FP2級試験「前」
- 「AFP認定研修(技能士課程)」:FP2級試験「後」 ←good!
時間がかかる「提案書」をいつ作るかは、かなり重要です!
断言します。
「提案書」作りは、FP2級試験「後」に限る!
FP2級の受験資格がない人用の「AFP認定研修(基本課程)」だと、「提案書」は、FP2級試験の2カ月前までに提出(して合格)しないといけません。
つまり、FP2級試験2カ月前の貴重な土日を「提案書」作りに費やさないということ!
「提案書」は、早ければ、土日1回分(合計2日)。
普通にやれば制作時間は、土日2回分(合計4日)を含むと2週間くらい。
中には1カ月くらいかかる人もいます。
さらに、「提案書」は、キャッシュフロー表を作ったりするには大いに役立ちますが、FP2級試験ではほぼ点数に結びつきません。
もし、「提案書」が不合格だったら、もう一度、作り直して、再提出です!
FP2級の試験勉強と「提案書」作成が、試験「前」にやらないといけないのは、時間的なロスが発生する可能性があります。
「AFP認定研修(基本課程)」をおすすめできない最大の理由は、試験前の貴重な時間が奪われてしまうからです。
一方、FP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」は、FP2級試験「後」にゆっくり「提案書」を作ることができます。
ここが大きいよね!
FP2級試験も終わっていれば、じっくり「提案書」を作ってもいいでしょう。
また、忙しければ、FP2級試験合格から半年後でも1年後でもいつでも受講し始めることができます。
FP2級試験「前」に焦って「提案書」を作るより、FP2級合格「後」に作った方がよいですね!
理由3:FP2級の受験資格を得るためならFP3級合格がいいから
FP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」をおすすめする理由3つ目は、FP2級の受験資格を得るためならFP3級合格がいいからです!
FP2級の受験資格がないなら、FP3級合格がおすすめです!
つまり、AFPを目指すならFP3級合格でFP2級の受験資格を得て、FP2級の合格後にFP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」を受講するということです。
FP3級は、1~2カ月勉強すれば合格できます。
FP3級の受験申し込みをしてから勉強を始めても間に合うでしょう。
しかも、FP3級で学んだことは、FP2級で役立ちます。
つまり、FP2級を勉強する前段階として、FP3級を勉強して知識を積み上げていけるということです。
一方、FP2級の受験資格がない人用の「AFP認定研修(基本課程)」を受講して受験資格を得る最大のリスクは、FP2級試験2カ月前に「提案書」を提出して、不合格だった場合です。
この場合、FP2級の受験資格が得られません。
次のFP2級試験は、あきらめ、次の次のFP2級試験受験となります。
計画的に早めに「提案書」に合格しておけばOKですが、後回しにすると、悲劇が待ち構えています。
「AFP認定研修」を申し込む
FP協会が認定している教育機関(認定教育機関という)で「AFP認定研修」の申し込みをしましょう。
認定教育機関は、資格学校です。
通信教育または、通学教育で「AFP認定研修」を受講します。
要注意!FP通信教育のほとんどは「AFP認定研修(基本課程)」です!
あまり知られていないけど、実は認定教育機関(資格学校)が提供しているFPの通信教育は、ほとんどが「AFP認定研修(基本課程)」です!
FP2級の受験資格がない人用の「AFP認定研修(基本課程)」が非常に多いです。
なんとなく通信教育を選んだら、「AFP認定研修(基本課程)」だったという人が多いでしょう。
例えば、下記が書いてあれば、「AFP認定研修(基本課程)」です。
- FP2級が取れる!AFPも取れる!
- FP2級の受験資格が得られる
- 実務経験がなくても受験できる
- FP協会の認定教育機関
- FP協会の認定講座
- 提案書
上記の記述のあるFPの通信教育を受講すると自動的に「AFP認定研修(基本課程)」を受講したこととなります。
<講座数>
- 「AFP認定研修(基本課程)」:多い。
- 「AFP認定研修(技能士課程)」:少ない。
FP協会に登録されている講座数です。
同じ内容の講座でも開始時期や受講する場所により複数登録されているので、実際に受講できる講座は、もっと少なくなります。
が、圧倒的に、「AFP認定研修(基本課程)」の方が多いです。
「AFP認定研修(基本課程)」は、数が多いので、よく探せば、自分にあった講座と出会えるかもしれません。
一方、「AFP認定研修(技能士課程)」は、数が少ない。
自分で探さないと出会うことができないレアな講座です!
おすすめの「AFP認定研修」はどれ?
AFPを取りたいなら、「AFP認定研修(基本課程)」ではなく「AFP認定研修(技能士課程)」の方がベストですね。
提案書も「AFP認定研修(基本課程)」は、FP2級試験「前」に対し、「AFP認定研修(技能士課程)」は、FP2級試験「後」でゆっくり作れます。
また、費用も「AFP認定研修(基本課程)」が5~10万円程度なのに対し、「AFP認定研修(技能士課程)」は、1万円程度とお得です。
もし、FP2級の受験資格を得るためなら「AFP認定研修(基本課程)」ではなく、FP3級合格の方がFP2級の勉強にもなるのでいいですね。
FP2級の受験資格がない人用の「AFP認定研修(基本課程)」が向いている人
「AFP認定研修(基本課程)」→FP2級合格→AFP認定
- FP2級の受験資格がない人
- FP3級を受験しないし、実務経験も2年以上ないけど、FP2級から受験したい人
- 気に入った通信教育があった人でFP2級の勉強をしてAFPを目指す人
- 5~10万円程度の費用をかけてもいい人
- FP2級の試験2カ月前までに「提案書」を作成する時間が取れる人
FP2級合格者専用の「AFP認定研修(技能士課程)」が向いている人
FP2級合格→「AFP認定研修(技能士課程)」→AFP認定
- FP2級合格者
- FP2級の受験資格※を満たしている人
※FP3級合格、または、実務経験2年以上 - 独学でFP2級を勉強してAFPを目指す人
- 費用を1万円程度に抑えたい人
- FP2級合格後に「提案書」を作成したい人
「AFP認定研修」の探し方
FP協会で「AFP認定研修」を検索することができます。
- FP協会の「AFP認定研修の検索」へアクセス
- AFP認定研修の検索条件を指定
- 検索結果で受講料が安い順に変更
(1)FP協会の「AFP認定研修の検索」へアクセス
「AFP認定研修の検索」をクリック
(2)AFP認定研修の検索条件を指定
「AFP認定研修(技能士課程)」を探すなら下記の通り入れればOKです。
- 主催者:特に指定なし
- 受講課程:技能士
- 受講形態:通信←技能士課程は、通信だけです(通学はありません)
- 教材:すべて
- 受講料:すべて
- 受講地:全国
(3)検索結果で受講料が安い順に変更
下の方に検索結果が表示されます。
受講料が安い順に並び替えてください。
10,000円程度で受講できますよ!
質問ができる講座を受講すると安心ですね!
(2)「提案書」の書き方
「提案書」の書き方を見ていきましょう!
「AFP認定研修=提案書の作成」
AFP認定研修とは、簡単に言えば、提案書の作成です。
提案書を作成し合格すれば、AFP認定研修が修了となります。
「提案書」の書き方の手順
「提案書」を出すことがAFP認定研修の山場です!
「提案書」は、下記の5つをやります!
- キャッシュフロー表(改善前)の作成
- 問題点の洗い出し
- 改善策の提案
- キャッシュフロー表(改善後)の作成
- 提案書の作成
(1)キャッシュフロー表(改善前)の作成
提案書では、課題となる事例が与えられ、事例に基づき、キャッシュフロー表などを作成します。
例えば、4人家族で年収◯◯万円、生活費は◯◯万円、2人の子供は私立大学受験を考えている…
キャッシュフロー表は、表計算ソフトのエクセルで配布されるので、そこに数字を打ち込んでいけば、だいたいOK。
キャッシュフロー表(改善前)が出来上がります。
(2)問題点の洗い出し
与えられた事例に基づき作成したキャッシュフロー表(改善前)を眺めると、子供が大学に進学することに、資産が底を尽き、退職金をもらっても退職後は借金がドンドン膨らむというお先真っ暗な状態です。
子供が進学できないとか、老後に破産するとか…問題点をひとつひとつ洗い出していきましょう!
(3)改善策の提案
洗い出した問題点の改善策を練ります。
例えば、夫婦で働く、車を買う頻度を下げる、保険を見直す、資産運用する…などなど、老後に破産しないような改善提案を考えましょう!
ここが一番時間と手間がかかります。
(4)キャッシュフロー表(改善後)の作成
改善した数値を再び打ち込めば、キャッシュフロー表(改善後)が出来上がり!
老後に破産しないようなキャッシュフロー表を作成してくださいね。
(5)提案書の作成
改善前と改善後のキャッシュフロー表を元に、問題点を指摘し、改善策を提案します。
他にもライフイベント表、貸借対照表も作成し、だいたい20~30ページほどの提案書を書いていきます。
「自分のキャッシュフロー表」も作れるようになる
余談だけど、自分のキャッシュフロー表を作ってみると面白いですね!
給料、退職金という収入や生活費、教育費という支出の推移から、資産の増減がリアルに分かります。
リアルに作れば作るほど、リアルな現実が見えてきます。
「自分のキャッシュフロー表」は、やってみる価値ありですね。
(3)「提案書」合格のポイント
「提案書」は合格・不合格がある
「提案書」は、作って終わりではありません。
「提案書」は、提出する必要があります。
提出した提案書が合格するとAFP認定研修の修了となります。
具体的には、まず一生懸命作った「提案書」を認定教育機関(資格学校)に提出します。
認定教育機関(資格学校)にもよるけど、1~4週間程度で、「提案書」が合格か不合格かの連絡が来ます。
「提案書」が合格だったらOK!AFP認定研修が修了です!
もし、「提案書」が不合格だったら、もう一度、作り直して、再提出です!
「提案書」一発合格のポイント
FP有賀は、採点者として、「提案書」を大量に見てきました。
詳しい採点基準は、もちろん言えないんだけど、言える範囲で公開するとこんな感じ。
合格する「提案書」
- キャッシュフロー表が正しい←採点ポイントです。与えられた事例に沿って入力間違え無く作りましょう。
- 分析や提案が丁寧←好感が持てます。採点ポイントになる問題点を挙げ、しっかり提案しましょう。
- 配布しているキャッシュフロー表や提案書に忠実←採点しやすい!基本通りに作れば、どんどん点数が加算されますよ。
不合格になる「提案書」
- 他人のまる写し。コピー。←問答無用で不合格!提案書を見せた人も写した人も不合格です!ネットとかで売っている「作成済みの提案書」も不合格!
- 提案が少ない。不十分。←問題点を見つけて、提案を増やしましょう!再提出!
- オリジナルすぎる!←100人に1人ぐらい、配布しているキャッシュフロー表や提案書の原型を留めないほど独創的な物を提出してきます。採点ポイントを外していると、素晴らしい提案でも合格しません!
「提案書」は時間がかかる
キャッシュフロー表を作ったりするのは、とっても楽しいです。
ただし、時間がかかり過ぎてしまう可能性があるので、要注意!
特に、凝り性の人は、いくら時間があっても終わりませんよ!
与えられた事例を分析して、問題点を洗い出して、提案を考えて、キャッシュフロー表を作る。
まーまー時間がかかります。
例えば、住宅ローンの見直し提案をするなら、フラット35の返済額を試算したり、借り換え費用を洗い出したり、団体信用生命保険について健康状態の注記を入れたり、年収を増やせば、老後の年金も増える…
調べだすと結構やることがあります。
特に、オリジナリティを求めて、凝り出すと永久に終わりません。
項目も、生命保険の見直し、教育資金の作り方や具体的な提案、公的年金…
自分の専門ならすぐできますが、専門外のことは、時間がかかります。
AFP認定研修だと割り切って、効率よく提案書を仕上げていきましょう!
(4)「AFP認定研修」と「提案書」の期限
「AFP認定研修」の受講期間
AFP認定研修の受講期間は、受講開始から「1年以内」です。
だから、ほとんどのAFP認定研修の受講期間は最長1年となっています。
ぼーとして「提案書」を提出しないでいると、受講期間1年が終わっていた…みたいなことになりますので注意しましょう。
また、受講期間は延長できませんので1年以内に「提案書」を提出(して合格)しましょう。
「提案書」の提出期限
FP2級の受験資格によって「提案書」の提出期限が違うので要注意!
「AFP認定研修(技能士課程)」
「AFP認定研修(技能士課程)」であれば受講期間と同じ「1年以内」であればいつでもOKです!
FP2級合格後の時間が取れる時にゆっくりやりましょう!
自分のタイミング受講開始ができるので、1年以内に余裕で終わるでしょう。
「AFP認定研修(基本課程)」
「AFP認定研修(基本課程)」でFP2級の受験資格を得ようとする人は注意!
「提案書」は、FP2級試験の2カ月前までに提出(して合格)しないといけません!
ここ重要!なんでもう一度言うよ!
「提案書」は、FP2級試験の2カ月前までに提出(して合格)しないといけません!
FP2級試験の2カ月前までに提出(して合格)しないとFP2級の受験資格が得られません。
つまり、FP2級の受験ができません。
多くの認定教育機関は、「提案書」の提出期限は2カ月前までですが、中には3カ月前までというところもあります。
よく「提案書」の提出期限を確認しましょう。
もちろん、不合格となったら、再提出なので、提出期限に間に合わない可能性もあります。
ということは…
FP2級試験2カ月前の貴重な土日を「提案書」作りに費やさないといけないということです。
「提案書」は、キャッシュフロー表を作ったりするには大いに役立ちますが、FP2級試験ではほぼ点数に結びつきません。
だけど、期限ギリギリに提出してしまうのが人の常。
FP有賀が提案書の採点をしていたときも、期限が近づくごとに、ドサ→ドサドサドサ!っと増えていきました。
提出期限ギリギリで提出してきた方は、たいてい出来が悪い(急いでやっているのでやっつけ仕事感が満点です)です。
当然不合格。
しかし、不合格者から電話があったりして「なんとか合格に…」とか、「次回のFP2級試験を受験したいんです…」と懇願されたことが何度もあります。
心から「提出期限前に早く出してよ~」と思っています。
(5)「AFP認定研修」を修了!
「提案書」を期限内に提出し、合格したら、AFP認定研修が修了となります!
FP2級に合格している人は、FP協会に申請をすれば、AFP認定となります!
まだFP2級に合格していない人は、FP2級合格に全力を注ぎましょう!
AFP認定研修まとめ
AFP認定には、「AFP認定研修」が必須。
「AFP認定研修(技能士課程)」がおすすめ。
AFP認定研修の山場は「提案書」。